日本におけるノースロップ・グラマン

日本におけるノースロップ・グラマン

ノースロップ・グラマンは、1950年代後半の海上自衛隊へのグラマン・アベンジャー哨戒機、アルバトロス捜索救難機、さらにトラッカー対潜作戦機の納入を機に日本での事業を拡大。以降、日本との緊密な関係を維持しつつ、防衛、安全保障、そして情報システムの分野において自衛隊のすべての主要機関を支援しています。

日本における主要プログラムと能力

man standing in front of military plane with large propellers

E-2C ホークアイ

ノースロップ・グラマンは、日本のパートナーとして50年以上にわたり、防衛、安全保障、そして通信分野における能力と技術を提供してきました。航空自衛隊(JASDF)は、1983年来、13機のE-2Cホークアイ早期警戒機を運用しています。

E-2C ホークアイ
E-2D Advanced Hawkeye landing on carrier deck

E-2D先進型ホークアイ

2014年に防衛省は拡大する早期警戒管制機の所要を満たすべく、E-2D先進型ホークアイを選定しました。この航空機は、全天候性と戦術レベルの戦闘管理機能を有する空中早期警戒管制機であり、最新のセンサー群とネットワーク連接機能は、航空機、艦船、戦闘員、文民及び指揮権者の間にシームレスな情報フローを提供し、より正確かつタイムリーに意思決定を行うための迅速な情報分配を可能にします。ホークアイのこの洗練された機能は、平時においても、災害派遣あるいは密輸や海賊対処を含む領域の警備に重要な役割を果たすことができます。

E-2D先進型ホークアイ
Global Hawk flies against a blue sky

RQ-4 グローバルホーク

RQ-4Bグローバルホーク無人機システムは、複数のペイロードを搭載して60,000フィートに至る高高度を30時間以上飛行し、広範多岐な情報収集が可能な多目的プラットフォームです。グローバルホークのセンサーは陸上洋上双方の情報収集が可能であり、また機体には将来のセンサーペイロードの携行を可能にするISRペイロード・アダプターを搭載することができます。

2014年、防衛省はRQ-4Bグローバルホークを国の重要なISR装備として選定しました。グローバルホークは、アジア太平洋地域の地政学的環境において自衛隊の重要なISR装備となり、また、その情報収集能力は日本の自然災害に際してより優れた対応を可能にすることでしょう。

RQ-4 グローバルホーク
Helicopter landing on ship

MQ-8C ファイアスカウト

ファイアスカウトは、有人航空機や宇宙アセットに依存せず、戦術ユーザーに対しリアルタイムの情報収集、警戒監視、偵察及び目標捕捉(ISR&T)、レーザ目標照射及び戦闘管理能力を提供する、実証された自律型ヘリコプター・システムです。ファイアスカウトは、持続的なISR&Tの要求を支援するため、いかなる航空機対応型艦艇又は陸上基地からも運用することができます。

MQ-8C ファイアスカウト
soldiers in tent on computers

IBCS (Integrated Air and Missile Defense Battle Command System: 統合防空ミサイル防衛戦闘指揮システム)

IBCSは、戦域における陸上ベースの対空・ミサイル防衛システムを管轄する米陸軍の対空・ミサイル防衛(AMD)用ミッションコマンド機能として、ペトリオット等の対空・ミサイル防衛用システム、対ロケット対迫撃砲システム、AMD本部機能等の全てのIAMD構成システムを一元的に統制する、唯一のAMD戦闘管理指揮統制(BMC2)システムとなります。 この革新的な構想を実現するため、IBCSは、オープン・システム・アーキテクチャーを採用し、既存および将来システムのインテグレーションを容易にし、且つ、掛かる経費を大幅に低減します。

IBCSは、信頼性の高い単一統合航空図(SIAP)、先進的なAMDプランニングツールや脅威判定及び武器割当判断支援機能、画期的な射撃管制能力を指揮官に提供します。 これらの要素を統合することにより、IBCSは真の”Every Sensor, Best Shooter” を実現し、運用者に提供します。 バトルスペースの延伸、弾薬の効果的な使用管理など、IBCSは、任務遂行上のリスク低減に寄与する様々なメリットをAMD指揮官にもたらします。

開発当初より、既存の武器やセンサーなどの各種AMDシステムで使われている従来型の指揮統制機能をIBCSにより代替することが計画されており、IBCSは既存システムの有効性を最大化すること及び、将来新たに配備されるAMD能力をシームレスにインテグレーションできるよう設計されています。 また、IBCSの採用により、従来型の武器やセンサーなどでも、現代の戦場ですでに見られる、ますます複雑化するサイバーや電子攻撃に有効に対抗することを可能にします。

IBCSの導入により、AMD戦に寄与する多種多様な武器システムをネットセントリックな形で一元システム化することが可能になり、ストーブパイプシステム間による制限された連接に頼る現行のAMD部隊に比べて飛躍的に効果的で、今後ますます複雑化することが予想される将来の脅威にも十分に対抗し得る、IAMD能力の獲得が可能になります。

IBCS (Integrated Air and Missile Defense Battle Command System: 統合防空ミサイル防衛戦闘指揮システム) IBCS / 機能と特性 (PDF)
military fighter jet about to fire missile

射程延伸型先進対レーダー放射ミサイル(AARGM-ER)

ノースロップ・グラマンのAARGM-ERは、戦闘機による、自らの安全を脅かす相手方システムからの防御を可能とする、超音速の空中発射戦術ミサイルです。

AARGMは、現在の地対空脅威からの防御にパイロットが使用可能な最先端のシステムです。当方の活動を標的にしている遠方の地上又は洋上配備型防空システムをも迅速に探知し、飛翔して打破することができます。

AARGM-ER

その他

ノースロップ・グラマンは、F-35Aの主要構成品及びシステムも防衛省に提供しています。日本の産業界とは、当該機のレーダー、通信、航法の各システム及び中央胴体部に関し協力しています。

陸上自衛隊 (JGSDF) はノースロップ・グラマン製のロングボウ・レーダーとAPR-39レーダー警報装置をAH-64Dに搭載して運用しています。

海上自衛隊 (JMSDF) はノースロップ・グラマン製のレーザー機雷探知システム (ALMDS) とAQS-24A機雷掃討ソナーをMCH-101掃海ヘリコプターに搭載して運用しています。

航空自衛隊 (JASDF) は、F-4、F-15、F-35、E-767 AWACS、C-130各航空機にレーダー、電子戦装置、航法装置、IFFシステム等、様々なノースロップ・グラマン製ミッション及びフライト・アビオニクスを搭載し運用しています。

マルチメディア

Folded James Webb Space Telescope

ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の中間赤外線観測装置、 作動可能な低温まで冷却完了

Integrated Air and Missile Defense Battle Command System (IBCS)

オールドメイン能力を進化させ続けるIBCS

Northrop Grumman’s RQ-4B Global Hawk aircraft in flight

ノースロップ・グラマンの日本向けRQ-4Bグローバルホークが日本に到着

A digital rendering of a satellite in space

ノースロップ・グラマン社とBall Aerospace社、 次世代極軌道ミサイル警戒システムセンサーを開発へ

An illustration of satellites communicating with different points across a landscape

ノースロップ・グラマン、米宇宙開発庁からJADC2ネットワークを支援する衛星コンステレーションのプロトタイプ開発に選定される

a spacecraft services a satellite in space

SpaceLogistics社、SpaceX社との打ち上げ契約及び Optus社とのミッション・エクステンション・ポッド初号機契約を発表

aircraft flying with snow capped mountains in background

ノースロップ・グラマン、統合機能能力第4仕様(IFC-4)のMQ-4Cトライトン量産型初号機を米海軍に引き渡し

Two engineers in clean suits inspect JWST sunshield panels

ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡、ラグランジュ点L2 に到着

A helicopter hovers above a landing pad

ノースロップ・グラマンのMQ-8Cファイアスカウト 、米海軍艦艇での運用を開始

ニュース

Joint Engagement in EA Environment

ノースロップ・グラマンに関するニュース

ノースロップ・グラマンの統合ミサイル防空戦闘指揮システム(IBCS)は、米陸軍の実射試験において、非常に厳しい電…

Artist’s rendering of the SEWIP Block 3 System neutralizing a threat.

ノースロップ・グラマンSEWIP電子攻撃システムのより広範な船舶搭載に向けた小型化について

Japanese STEM students

地域活動

ノースロップ・グラマンは日本におけるSTEM教育と地域活動を支援しています。

続きを読む
headshot of man in suit wearing glasses

リーダーシップ

オム プラカシュは、ノースロップ・グラマン・コーポレーション(NGC)の日本における最高責任者として、現行プログラムのサポート、成長戦略策定及び新規事業開発を統括します。

前職では、NGC本社の戦略ディレクターとして全社レベルの戦略企画の立案及び実行分析を担当し、各事業部門が策定、実行する年次及び長期計画の全過程を監督しました。

米空軍に25年在籍し、運用、教育訓練、飛行開発試験の分野で様々なリーダー職を歴任しました。その間、米空軍長官及び同参謀総長の直属で戦略・政策等を担当しました。

テストパイロットであり、米空軍のテストパイロット養成学校の教官も務め、計3,000時間以上、60種以上の航空機によるテスト飛行及び指導を行いました。


連絡先

ノースロップ・グラマン・ジャパン
〒100-0014 東京都千代田区永田町2-13-10 プルデンシャルタワー3F Tel: 03-6635-2101 Fax: 03-3519-9088