日本におけるノースロップ・グラマン

ノースロップ・グラマンは、1950年代後半の海上自衛隊へのグラマン・アベンジャー哨戒機、アルバトロス捜索救難機、さらにトラッカー対潜作戦機の納入を機に日本での事業を拡大。以降、日本との緊密な関係を維持しつつ、防衛、安全保障、そして情報システムの分野において自衛隊のすべての主要機関を支援しています。

ノースロップ・グラマン、日米GPI共同開発協定をサポート

GPI(滑空段階迎撃用誘導弾)共同開発協定のもとで、米国ミサイル防衛庁とノースロップ・グラマンは、防衛省と日本の産業パートナーと協働し、GPIに使われるコンポーネントを開発します。日本が提供するシステムはGPIオールアップラウンド(AUR)に統合されることになります。

ノースロップ・グラマン、日米GPI共同開発協定をサポート

統合戦闘指揮システム (IBCS)

ノースロップ・グラマンの統合戦闘指揮システム(IBCS) は、元来は個々に機能するセンサーやエフェクターを連 接させ、全体で一つの指揮統制システムとして機能させます。IBCSはこれにより状況へのより広い視野を提供し、迅速かつ最適な対処を可能にします。さらにIBCSは、米軍と同盟軍の行うあらゆる領域での統合運用において戦闘力を大きく進歩させ、革命的な変化をもたらします。
青天の霹靂 離島を襲う

青天の霹靂 離島を襲う

夜明けの急襲

夜明けの急襲

極超音速の槍を撃て

極超音速の槍を撃て

サイバーと電波の攻撃

サイバーと電波の攻撃

防ぎきれるか?飽和攻撃

防ぎきれるか?飽和攻撃

共同作戦!同盟国との情報共有

共同作戦!同盟国との情報共有

本作品は月刊「JWings」(2022年6月号~11月号・イカロス出版㈱発行)に連載されたものを転載しています

AARGM-ER

超音速の空中発射戦術ミサイルであるAARGM-ERは、現在の地対空脅威からの防御のためにパイロットが使用できる最先端のシステムです。当方の活動を標的にしている遠方の地上又は洋上配備型防空システムをも迅速に探知し、飛翔して打破することができます。

AARGM-ERは、米海空軍・海兵隊のパイロットにとって必須となる相手方防空システムへの対処能力を提供します。米海軍のF/A-18E/Fスーパーホーネット及びEA-18Gグラウラー、そして米空軍のF-35で運用されます。

unmanned surveillance plane flying in blue skies

MQ-4C トライトン

実証されたグローバルホーク無人機システムをベースとしたトライトンは、独自の充実したミッション・センサー・スイートを搭載し、すべてのセンサーで360度のカバレッジを提供します。トライトンは、米海軍と豪空軍に常続的な洋上広域ISRを提供します。トライトンは2020年にはじめてグアムに展開し、すぐに米海軍にとって「欠かせないアセット」となりました。 

ground radar in desert

AESAレーダー・ソリューション

AN/TPS 80(G/ATOR)をはじめ当社のAESA(アクティブ・フェーズドアレイ)レーダー機器はあらゆる領域における状況認識を強化することで、陸海空と宇宙における全周360度をカバーする隙のない警戒監視、状況判断、実行のプロセスを支援します。 この最先端技術によりレーダー本体、給電および通信の基本機能を1つのパッケージとして、対空警戒、防空、対砲迫撃レーダーの機能を統合させています。また目には見えないものの敵の攻撃からの防護に不可欠なものとして、敵を探知、欺瞞し妨害する電磁スペクトラムも使用しています。


satellite above earth in space

宇宙領域把握(SDA)

宇宙領域把握(SDA)は、タイムリーで正確な軌道予測で人工物の追跡を可能にします。世界が経済・科学・安全保障の観点から宇宙への依存度を増すにつれ、各国政府はSDAを最優先課題と位置付けるようになりました。ノースロップ・グラマンは、10年以上にわたり、宇宙環境を監視し、軌道上物体の探知・識別等を支援する地上及び衛星製品を提供し続けてきました。弊社は、低軌道及び静止軌道における接近・近接運用能力の実践をリードしており、カスタマーにとって鍵となる多岐にわたるミッション・ドメインをまたぐロジスティクス、軌道上サービス及び検査能力を提供しています。

rendering of satellites above earth

ミサイル探知・追尾

ノースロップ・グラマンは、宇宙ベースのグローバルなミサイル探知および追尾システムの提供に60年以上の経験を誇ります。こうした高度な衛星システムによって、従来のレーダーシステムでは捉えきれなかった極超音速ミサイルの脅威をリアルタイムで探知し、継続的に追尾することが可能です。またミサイルの飛行中でも精密な追尾が可能なアジャイルなセンサーを採用しており、ノースロップ・グラマンの技術は精緻なターゲッティングを可能とし、ミサイル防衛を完結させます。
Satellite in deep space

将来宇宙能力

ノースロップ・グラマンの100%子会社であるSpaceLogisticsは、その商用サービス・ヴィークル(Mission Extension Vehicle, Mission Robotic Vehicle, Mission Extension Pods)を用いて、静止衛星の運用事業者に対し、協調的宇宙ロジスティクスと軌道上衛星サービスを提供します。

Bushmaster Chain Gun

実績あるBushmaster® Chain Guns® (ブッシュマスター® チェーンガン)

ノースロップ・グラマンの中口径機関砲は、他の追随を許さない性能と信頼性を誇ります。当社のBushmaster® Chain Guns®は、次世代の革新性、破壊効果、優位性を備えており、自衛隊の作戦効果や効率をさらに高めることができます。さらに当社のソリューションは、日本の防衛にも重要となるであろう、無人機による攻撃への対処(C-UAS)に力を発揮します。
Ammunition

先進弾薬

ノースロップ・グラマンは、米軍および同盟国 軍向けの中・大口径戦術弾薬および訓練用弾薬 のトップメーカーとして、空中炸裂弾、近接信 管装備弾、誘導弾などの次世代の技術を開発しています。従来型の弾薬と併せてこうした先進 弾薬が使われることで、地上、空中、海上の脅 威に対する制圧効果の向上とともに経済性の追 求が可能です。

現行プログラム

ノースロップ・グラマンは、F-35Aの主要構成品及びシステムも防衛省に提供しています。日本の産業界とは、当該機のレーダー、通信、航法の各システム及び中央胴体部に関し協力しています。

陸上自衛隊 (JGSDF) はノースロップ・グラマン製のロングボウ・レーダーAPR-39レーダー警報装置をAH-64Dに搭載して運用しています。

海上自衛隊 (JMSDF) はノースロップ・グラマン製のレーザー機雷探知システム (ALMDS) とAQS-24A機雷掃討ソナーをMCH-101掃海ヘリコプターに搭載して運用しています。

航空自衛隊 (JASDF) は、F-4、F-15、F-35、E-767 AWACS、C-130各航空機にレーダー、電子戦装置、航法装置、IFFシステム等、様々なノースロップ・グラマン製ミッション及びフライト・アビオニクスを搭載し運用しています。

コラボレーション

ノースロップ・グラマンは、日本の防衛産業との協力関係を強化し、日米協力による先進技術革新の推進と防 衛力の向上のため、努力してまいります。

ノースロップ・グラマン、最初のGPI(滑空段階迎撃用誘導弾)を生産へ

ノースロップ・グラマン、最初のGPI(滑空段階迎撃用誘導弾)を生産へ

ノースロップ・グラマン、三菱電機と覚書を締結 日本での重要分野のミッション能力のサポートへ

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ノースロップ・グラマンとIHI、日本向け小型・高機動衛星に関する協力のため覚書を締結

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ノースロップ・グラマンと三菱電機、日本の統合防空ミサイル防衛システムのネットワーク化の強化へ向け協業

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マルチメディア

Satellite Refueling
ポーランドのIBCS、初期運用能力(IOC)を達成

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ノースロップ・グラマン、次世代ブッシュマスター®チェーンガン®を発表

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ノースロップ・グラマン、グローバルな防空ミサイル防衛近代化のための計14億ドル契約を獲得

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ノースロップ・グラマン製造の北極圏衛星ブロードバンドミッション衛星が打ち上げに成功 北極圏での接続性が拡大向上へ

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オーストラリア空軍、ノースロップ・グラマンのMQ-4Cトライトン初号機を受領

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ノースロップ・グラマン、米宇宙開発庁向けの最新世代多数展開データ転送衛星の初期デザインレビューを完了

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ノースロップ・グラマンによる米国と同盟国の海洋安全保障へのサポート

ノースロップ・グラマンによる米国と同盟国の海洋安全保障へのサポート

ノースロップ・グラマン、IBCSの最初のフルセットを米陸軍に納入

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ノースロップ・グラマンの先駆的な共通赤外線対抗装置(CIRCM)技術、 米陸軍の任務遂行における安全性を確保

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ノースロップ・グラマン、衛星寿命延長サービスを拡大へ

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ノースロップ・グラマンのMQ-4Cトライトン、北極海上空で航法装置の能力を実証

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リーダーシップ

リサ・ブラウン 

ノースロップ・グラマン日本支社長

リサ・ブラウンは、ノースロップ・グラマンの日本におけるビジネスの維持伸長に不可欠な、日本政府や日本 の産業界とのパートナーシップの育成、維持の責任者であり、自身の国際ビジネス、事業開発、プログラム管 理における30年以上の経験を活かしながら、この重要な職務に臨んでいます。リサは1991年にノースロップ・グラマン入社、直近では次世代迎撃ミサイル・プログラムを担当する副社長を務めていました。

連絡先

ノースロップ・グラマン・ジャパン
〒100-0014 東京都千代田区永田町2-13-10 プルデンシャルタワー3F Tel: 03-6635-2101 Fax: 03-3519-9088